ボトムブラケットのグリスアップ
ここは普通の自転車とは違います
普通はここにベアリンガグがありますが ソレックスはメタルだけです
この場合クランクがシャフトに対して外側に出ていて 左右方向にガタが出ています
まずコッターピンのナットを外します
コッターピンを外す工具もあるのですが コッター式クランクは絶滅しているので入手困難です(VSXはオリジナルの工具を作っていますが高価です) このようなクランプとソケット・レンチを使います
これで思いっきり押しても外れないときは ドリルでコッターの中心に穴を開けて壊してはずしましょう
概念図
ここはこのようにクサビになっていますが フランス製3800・ダイハツ5000は9mm ですが ハンガリー製3800は9mmと9,5mm があるので要注意です
左側にクランク・シャフトを抜きます
ここにはシムが一枚あります(私は微妙な調整のために2枚使っていますが必要ないです)
車体のメタルに当たる部分 ここにグリスを塗ります
チェーンホイール側はメタルにもグリスを塗ります
チェーンホイール側のコッターピンは交換するとき以外には外す必要はありませんが 固着防止にたまにはずしてみてるのもいいです
そして元どおりに組み立てますが コッターピン を閉めるときにクランクが左右にガタがないように コッターピンにグリスなどを塗ると締めすぎになるので パーツクリーナなどでコッターピンとクランクシャフトを綺麗に掃除してからしてから締めましょう
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