テールランプが点かない或いは暗い


難易度 低
めんどくさい度 中
必要工具 電工ペンチ

このレンズは IKI Made in Japan と書いてあるので日本仕様だと思われます。

(私のブログではおなじみのソレックスの生き字引ニューヨーカBrianもダイハツ以外にこのテールランプは見たことがないそうなので確実でしょう)

ダイハツ・ソレックスのテールランプはボディーアースになっていて、バルブのソケットからは電源に繋がるコード一本しか出ていません。しかし、ここはエンジンから遠いのでアース(GND)の接触が良くありません。私のハンガリアンS3800はソケットからエンジンまで電流が戻るコードがあります。それに習ってダイハツ・ソレックスもエンジンまでアースを返すコードをつけることで解決します。ここでは太めのダブルコードを使っていますが、どんなコードでもOkayです。


テールランプを固定しているナットにコードを共地めします。

もう一本はソケットから出ているコードに繋ぎます。

シートステーの裏を通って

ブレーキワイヤーと一緒にダウンチューブの穴をから入って

ここから出てきます。

アースはS3800に習って燃料ポンプのボルトに共締めします。

上の写真の黄色いコードが発電された電流が出て来るターミナルです。これはヘッドライト・ケースのスイッチに繋がり、ヘッドライト・テールランプに分岐しますので、テールランプから来たもう一本はヘッドライトの裏の左側ターミナルに繋ぎます。右側はさっきの黄色いコードがくるところですが、この写真では白いコードに交換しています。

完成!!さすが日本人の仕事は美しい w

ヴェロ・ソレックス整備手帳

"Carnet d'entretien de Vélo Solex" フランスの前輪駆動モペッド(文字通りの原動機付自転車・フランス語でMobylette)ソレックスの整備方法について紹介します 全ての記事は随時加筆・修正しています 質問・記事のリクエスト受付中 hakumele64@gmail.com