ダイハツ・ソレックスは何故遅いのか? Why is DAIHATSU Solex is lazy ?!!!
This article is written about Japanese edition Solex that imported by DAIHATSU. It has Restricted engine, Max speed 18km/h. if you want we will add a description of English / French
Cette page parle des Solex Japonais importe par DAIHATSU. Ces Solex sont limite a 18km/h maximum. Si vous voulez, nous pouvons ajouter une description en anglais/ francais.
hakumele64@gmail.com
ダイハツのソレックスは最高速度が20km/h(カタログ上18km/h)に抑えられています ドイツなどにはRestricted engines(制限エンジン)とよばれる最高速度25km/hに制限されているものや 12インチホイールの20km/h制限のソレックスが存在します
興味のある方はソレックスの生き字引Brianの写真をみてください
http://s894.photobucket.com/user/BrianSolex/library/Restricted%20engines
ダイハツ・ソレックスでの制限方法ははキャブレター、シリンダーの吸気ポート、ドライブローラー3点です キャブレターには5.2と6.5があり ダイハツには小さい方5.2が付いています この数字は写真の吸気の穴の直径を表していると思われます
左が5.2 右が6.5です
シリンダーのポートの直径は一般的には8ミリ 制限エンジンは6ミリですが ダイハツはさらに小さく5.5ミリです 左がダイハツ 右がノーマルです これは交換可能です 80年代の制限エンジンは簡単には交換できないように シリンダーを固定するボルトが特殊なものになっています(上記のBrianの写真参照)
この3800以降のシリンダーは80Aとよばれています 吸気ポートの小ささ以外に違いはありません 1986以降のモトベカン以降の時代にはピストンとシリンダーに若干の改良版があり トルクアップしていると言われていますが 大差ないというのが一般的な見解です 興味のある方はここをどうぞhttp://briansolex.free.fr/faqs.html#What%20is%20the%20effect%20of%20shortening%20or%20lengthening%20the%20Piston?
一方ダイハツには80Aの刻印がありません CM52は5.2キャブレター用ということでしょうか?
これがダイハツのポートです
断面はこのようになっています 80年代の制限エンジンはここを簡単には広げられないように 硬い金属がはめ込まれています(Brianの写真参照)
ドライブローラーには直径42ミリと38ミリがあり ダイハツは更に小さい36ミリです トランスミッションもスプロケットもないソレックスにおいて ここはファイナル・ギアレシオといえます
豆知識 ソレックスのレースではローラー未改造クラスとローラー改造クラスがあります
一般的な制限エンジンは5.2キャブレター、6ミリ吸気ポート、38ミリドライブ・ローラーで最高速25キロです 18km/h のダイハツは それより遅くするために5.5ミリの吸気ポートになっています
ダイハツをより速くしたいと思うのであれば 何は無くともキャブレターを6.5にしなければなりません しかし2017年6月現在キャブレターの新品は入手困難です シリンダー、ドライブ・ローラーの組み合わせを試してみましたので 参考にしてください
◯と◎は私個人のフィーリングなのでどちらも可です 最高速は長いまっすぐな道、平坦、無風での巡航速度です(瞬間最高速度ではありません)調子によってプラス・マイナス2キロくらいの違いはあります また個体差もあるでしょう
※このメモを書いたときはローラーは38mmだと思っていましたが 測ったら36mmでした
そして しばらく乗っていたら やはり◎よりオリジナル仕様がベストだと思うようになりました
メモの一番下 スモール・ローラー仕様 Small roller, 6.5 cab.
ローラも42ミリに交換 標準仕様です Original spec.
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